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アントシアニン

アントシアニンが、視力改善に効果があるといわれています。アントシアニン(anthocyanin)は、ブルーベリービルベリーなどに含まれる成分として知られていますが、ベリー類以外にも、ナスや紫芋などにも含まれています。



私たちが、物を見て認識するのは、カメラのレンズにあたる瞳を通過した光がフィルムに相当する網膜に像を結ぶことによります。



この網膜にはかなり薄い膜の層がありその表面を「ロドプシン」という紫色の色素で覆われています。



ロドプシンは、光の刺激を受けると瞬時に分解され、またすぐ再合成されます。ロドプシンの分解・再合成の繰り返しによって光の情報が電気信号に変換され、これが脳に伝わることでものを認識することができています。



長時間目を酷使し続けたり、いわゆる老眼などで、視力減退となるのは、ロドプシンの再合成力が弱まることで充分なロドプシンが合成できないことが原因のひとつと考えられます。



アントシアニンは、ロドプシンの再合成を促進する作用があることで、視力減退を改善する働きがあるとされています。



アントシアニンのロドプシンの再合成を促進する作用は、摂取後4時間程で効果が見られ、24時間程度で消失するとされています。



したがって、常に目を酷使している人や、老眼予防を考えている人は、アントシアニンを毎日摂取することが望ましいといえます。



アントシアニンはポリフェノールの一種で、600種類以上存在するといわれていますが、デルフィニジン(Delphinidin)、シアニジン(Cyanidin)、ペラルゴニジン(Pelargonidin)、マルビジン(Malvidin)、ペツニジン、ペオニジンなど15種類が知られています。



アントシアニンには、様々な効果が期待できるようです。例えば、ビルベリーに最も多く含まれるアントシアニンの一種、デルフィニジンは、毛細血管の透過性を正常化し、また静脈への白血球の接着が低下するとともに、血管の反応も正常になるといわれています。



この他にもアントシアニンには、白内障予防、毛細血管の保護・強化作用、抗潰瘍作用、循環改善作用、抗炎症作用などがあるとされています。また、強力な抗酸化作用を持つことから、 米国ではアントシアニンに関して、ガンや老人性痴呆症の予防効果を示唆する研究結果も報告されています。

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